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民法が得意になれば宅建試験の難易度は激変する!?令和時代の合格戦略

得点戦略
ぶる
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宅建士試験について今年何がなんでも受かる覚悟を持った方向けに普段から考えている具体的な戦略をまとめてみました


そもそも今何点合格を目指して勉強していますか!?
50点満点目指して猪突猛進している方には耳にタコ、ギリギリ滑り込み狙いの方には向かないと思いますが


あと1点や2点で、もう泣くのは嫌だって方に向けて書いてあります。


分からない犬
分からない犬

そもそも宅建何点目指して勉強すれば良いのか分からない…

ぶる
ぶる

全体で見ると分からなくなるので分解してみよう!その時に民法が10点取れるのかどうかで実は難易度は大きく変わる!

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過去の合格基準点

令和になってからの合格点傾向を見てみましょう

年度合格点合格率
令和5年36点17.2%
令和4年36点17.0%
令和3年12月34点15.6%
令和3年10月34点17.9%
令和2年12月36点13.1%
令和2年10月38点17.6%
令和元年35点17.0%
※令和2年3年はコロナの影響で12月開催もあり



最近の合格点傾向では36点前後での合格になることが多いのが読み取れます

宅建士試験は50問(5面免除なし)で50点満点なので7割以上は理解出来る受験生を合格者として認めているということですね



合格者数推移

年度受験者数合格者数
令和5年233,276人40,025人
令和4年226,048人38,525人
令和3年12月24,965人3,892人
令和3年10月209,749人37,579人
令和2年12月35,261人4,610人
令和2年10月168,989人29,728人
令和元年220,797人37,481人
※令和2年3年はコロナの影響で12月開催もあり



去年は願書出願者数が30万人に迫る勢いでしたが5万人程度が試験会場に辿り着けず
20万人近くが不合格になりました。





知りたい犬
知りたい犬

合格者数と合格率が変わるのは何故!?

ぶる
ぶる

宅建は相対評価の試験だからです




相対評価とは50点満点中36点取った受験生は合格という試験ではなく、ある程度難易度を毎年同じにするために受験した人の上位◯人程度、◯%程度と決めてその年の結果により合格点数、合格者数と合格率が変動するタイプになっているからです。


※逆のタイプは行政書士のように180点で合格できる絶対評価といいます

現実的に目指すべき得点

36点前後が合格基準点になる事が多いのは理解出来たと思いますが
では、何点を目指すべきでしょうか!?


40点は確実に取れる!!


どんな問題の束が来ても確実に40点はイケる!を目指して欲しいと思います。

私は50点満点目指して勉強していましたが自己採点では45点でした。
内心満点とってやる!!と意気込んでたのにお恥ずかしい限りですが、現実なので仕方ないです。



宅建に必要な勉強時間は一般的に300時間だと公表されているので
7月から勉強始めて450時間やりました。
※必要勉強時間については思うところがあり別の機会にまとめるのでここでは参考程度に



過去問仕上がり具合



年度別問題集の他に分野別問題集もあり、先に分野別問題集を10周以上やってから年度別問題集に手を出しました。


あと1週間あれば正答率100%になったかどうかは判断できないです
それほどに90%や95%から100%に引き上げるのはかなり労力が必要になると思います
当時の私は出来ませんでしたが、目指される方は是非頑張ってください。
その挑戦を心の底から応援します

過去問周回中の感覚

仕上がってきた時の感覚は、その問題の正誤が思い出せるではなくて
その肢の要件や条文の文言が頭に浮かんできて、それと問題文はズレているから間違い!と、処理できる



たまにアレ?っと不安になってしまう問いがあったり、読み違えている問いもあり100%には出来ませんでしたが
今ならこの問題集に限って言えば全て説明できる!!と錯覚する程度には仕上がっていたつもりです



知りたい犬
知りたい犬

勉強始めたばかりだから感覚はよく分からない

ぶる
ぶる

よければデータを参考にしてくださいね



当日の手応え

当日の試験時間は2時間あるので、見直しに20分残すとして50問を100分で解く
1問あたりは2分で解くのを目安にするといいと思います。


知りたい犬
知りたい犬

1問に2分しかかけられないって厳しくない?

ぶる
ぶる

過去問をやり込むと楽になりますよ




50問解くのに何分くらいかかるのかは年度別過去問集を使うと参考になります。
既に見たことがある過去問が2時間で解けないのなら、当日はかなり時間が足りなくなる確率が高いです


厳し目に考えて対策するなら過去問平均の1.5倍
優しめに考えて対策するなら1.3倍は時間がかかると思ってください



知りたい犬
知りたい犬

参考にどれくらいで1年分解いてたの?

ぶる
ぶる

平均すると30分〜40分。最短で20分で1年分処理してたよ

知りたい犬
知りたい犬

それで当日はどれくらいで解けたの?

ぶる
ぶる

50問検討終わるのに60分くらい

わかった犬
わかった犬

当日の方が知らない問題も出るから余裕が欲しいんだね




やり切った!と思っていても当日抜けている知識はあるし、悩む肢もあれば全く未知の問題も出ると思います。




私も1周した段階で仮に採点してみて100%自信ある問いが42問
悩んでいたり不安な問いが8問ありました。



この8問に役1時間を集中して投下出来たので3点追加で稼げたと思います。
この時間を稼ぐためにも同じように周回だけでなく高速処理する時も取り入れてみてください。





高速処理すると見落とす要件や、マークミスするなど
どこの知識が定まっていないのか見つける良いやり方だと思います。


ぶる
ぶる

見直して落とした問いもありますが、悲しくなるのでソッとしておいてください。ちなみに問い48です(涙)

一般的な得点難易度

宅建にはざっくりと民法(権利関係含む)、法令上の制限、宅建業法、税・5問免除科目という分野がありますが


  • 5問免除
  • 業法
  • 法令上の制限
  • 民法等



の順で必要正答率が確保しやすと言われる事が多いです。

ぶる
ぶる

5問免除は使えなくても得点しやすいのであまり不安に感じなくても良いと思います。

科目毎の現実的な目標

40点以上を確保する戦略としてそれぞれの分野で確保したい点数は


民法等    10/14点
法令上の制限 6/8点
税と5問免除  6/8点
宅建業法   18/20点
合計     40/50点


この配点計画を見てどうでしょうか?法令上の制限や宅建業法は満点余裕だと思えるなら民法等はよく言われる7〜8狙いでも良いと思いますが
そうでないなら民法等を最初から難しい苦手だとして手を出さないと他の科目で求められる正答率は上がります。



40点確保を目標に置いても1点や2点は落とすことを想定しての戦略になっています



もし民法等が7点狙いだったら

民法等    7/14点
法令上の制限 6/8点
税と5問免除  6/8点
宅建業法   18/20点
合計     37/50点



ここから1点や2点落としたら多くいるあと1点で合格出来た受験生になってしまいます


なので、民法も頑張って10点取れそうだなってくらいにしておいて欲しいですし、民法を頑張った受験生は宅建士試験の難易度が激変すると思っています



50問中14問も占める分野です。
確かに民法の全体を抑えようとすると司法試験受験生でも不可能なほど広いですが



宅建で問われ易いのは不動産に関わる範囲がメイン
これを意識して日常生活に落とし込んで考える習慣を取り入れることで理解しやすくなります。

制限行為能力者が不動産を売りにきた時に気をつけないといけないことはあるか?

この1文の中に関わってきそうな民法は

  • 制限行為能力者の保護
  • 本人なのか代理人なのか
  • 意思表示
  • 不動産の権利(不動産登記、共有、相続)
  • 売買契約
  • 抵当権等の有無



簡単に想定出来る中でもこれだけ関わってきますが
全部宅建で問われ得る内容です。



バラバラに考えるから1個1個覚えないといけなくて大変になりますが流れで考えると理解しやすくなります。


不動産取引に必要な法律の知識を最低限理解していますか?


が、問われているのです。


わかった犬
わかった犬

意外と身近にある出来事で繋がっているんだね!

最後に…

  • 確実に合格するために最低でも40点確保を目指す
  • 民法等で10点を確保して楽にする
  • 当日の為に早く解く訓練をしておく
  • 身近な生活に落とし込んで民法に慣れておく




宅建の受験生には民法は難しいからあんまりやらなくていいよ!と決められるのが嫌だなという思いもあります。
やってみたら出来るかもしれないのに、最初からハードル下げてギリギリ合格目指すスタイルの勉強法は私は楽しくないのでやりたくないです。



直前期になってまだ業法も固まっていないなど、個別的な要因があれば再度戦略は考えなければいけないと思いますが、民法も食わず嫌いせずに楽しんで欲しいです



現実、宅建の受験生の中には司法試験や司法書士等合格した受験生、又は、それらを目指している受験生も含まれていますし



そういう受験生がいることを知っていてかなり対策をしてくる受験生もいます。
予備校を利用して徹底的に民法の出題範囲を潰してくる受験生もいます



当日は、それらの受験生と戦わないといけないんです。
椅子は約40000席です。
試験後にもう少し民法やっておけば今年合格出来たなぁと後悔しないで欲しいので、宅建業法が配点20点あるので重要なのは変わりませんが



宅建士試験で出題される民法は決して理解できないような問題ばかりではありません




民法を得点源に出来た受験生は宅建士試験の難易度がかなり下がります。
1点で泣いて欲しくないから敢えて言います


直前期も定期的に民法やってください




ぶる
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民法を捨てた他の受験生の先をいきましょう!

わかった犬
わかった犬

苦手意識持たずにやってみるね!目指せ40点オーバー

アガルートアカデミー

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ぶる🔰予備試験挑戦中
ぶる🔰予備試験挑戦中
資格の勉強が楽しくなってきた
難しい嫌だと言っても楽しいワクワクすると言って勉強しても難易度は変わらないなら楽しく勉強しよう✊自分を騙すには楽しむぞ!って掛け声から。
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